コロナ禍で、美容室での収入で安定した生活が出来ますか?
昨年の緊急事態宣言中も営業出来た美容室ですが、来店されたお客様の人数は減ったお店がほとんどでは、無いでしょうか?
来店周期が延びている方も多いはずです。
幸い、飲食をする場では無いので直接の影響は、無いと思うのですが…
マスクをしての生活が当たり前になりつつありますよね?
マスクをしているとついついメイクもサボりがちになる方も多いのでは無いでしょうか?
化粧品では、口紅が売れないので、CMもアイメイクに力を入れている会社が目立ちます。
デパートでは、出歩く機会が減り、洋服が売れません。
ショッピングモールを除くと閉店する店舗が目立ちます。
リモートでの仕事が増えスーツも売れないそうです。
コロナ禍で非接触やソーシャルディスタンスを言われると人と会う機会が減ります。
会ってもマスクを常にしていなければなりません。
おしゃれをする機会減れば、美容室に行く機会も減りますよね?
小さな美容室では、売り上げが上がらず泣く泣くスタッフを辞めさせなければならないお店もあるのでは無いでしょうか?
歩合制の美容師さんなんかはお給料も減り、これからが不安になってきてる…なんて方もいるのではないかと思い、記事を書くことにしました。
例えば、お店を出したら将来どうなる?
お店を辞めることになった時、あるいは先を考えて長く勤められることを考えた時に、自分でお店を出すことを考えたりしますよね?
男性は、特に自分のお店を出したいと思う方が多いと思います。
自分のお店を持つという夢は、素晴らしいと思います。
今回は、私がお店を出さず会社に入社して良かったと思った理由の一つでもある、1人の美容室の店長さんのお話を少ししたいと思います。
その店長は、私がカットが出来るまで面倒をみてくれた方です。
出会ったのは店長のお店がオープンする1年半くらい前になります。
お店のオープニングスタッフとして雇ってくれる為に、私に休みの日を利用してカットを教えてくれてお店の仕事と平行しながら勉強出来ました。
オープンした時は店長と私ともう1人の技術者とアシスタントが1人の4人体制でした。
その後、お客さんが少しずつ増えていくとアシスタントも2人になり、少しずつスタッフの人数も増えました。
私はその辺でお店を離れることになってしまったのですが、どんどんスタッフを増やし、一番良かった時は、知り合いのお店3店舗くらいで共同練習をしたり、売り上げも上向きだったようです。
お店のオーナーなら色々分かるのかも知れませんが、沢山のスタッフを抱えてやっていると色々と人間関係にも疲れたようで、最後に残ったスタッフにも、知り合いのお店に移ってもらい、1人でお店をやっていくことにしたそうです。
いつかは貴方も年を取る
今は店長も60になりますが、今も1人でお店を営業しています。
でも、収入としては低いようで、奥様の方が稼いでくれていると言っていました。
二人のお子さんがいて1人は高校生、1人は大学生で自分の収入だと大学には行かせられないとも言っていました。
奥様は会社に勤めているので、二人のお子さんは、奥様の扶養になっているそうです。
若い時は絶好調だったとしても、年齢が上がるに従って体力も気力も追い付いて行かなくなるのです。
それを考えると若いうちに会社に入っていれば、病気になった時や自分の体力がついていかなくなった時に何かしらの対応をして貰えるし、仕事の幅を広げてもらっていれば他の部署に移ることも可能だと思います。
先の事を考えると安定していると言う事です。
会社に入っていれば社会保険にも入れます。
社会保険と国民健康保険の違いを調べてみました!
国民健康保険になく、社会保険の健康保険にあるメリットが傷病手当金と出産手当金の給付です。
傷病手当金とは、病気やケガなどで働けなくなったときに、1年半を上限に標準報酬月額の3分の2が4日目から支給されるというものです。
出産手当金は出産前後で働けない場合に、産前産後計98日間、標準報酬月額の3分の2が支給されるものです。
健康保険では、配偶者や親などの親族を扶養に入れることができ、被扶養者が複数人いても被保険者の健康保険料は変わりません。
国民健康保険では、扶養にいれることが出来ないのです。
傷病手当金や出産手当金も出ません。
まとめ
出産や、怪我に関しては若くても関わってきますが、病気などは年をとるにつれて確率は上がります。
美容室の仕事は、立ち仕事なのでかなり元気でいないと続けることは難しいでしよう。
小さな美容室で働いていて行くことがこの先、どれだけ不安定なのか分かって頂けましたでしょうか?
今、歩合給などでお給料が、安定せず不安に思っていたりしたら年収診断から初めてみませんか?