こんにちは!
渋谷スタジオの山﨑です。
今回はスヴェンソンの段階チェックについてお話ししていきたいと思います。
段階チェック前半
今までも他の方達が段階チェックについては触れてきましたが、より詳しくお話ししていきます。
段階チェックは全部で10段階あります。
最初の1~4段階では製品(ウィッグのことです)の扱い方から学んでいきます。
洗い方や染め方、製品によってはお店で補修したりする場合もあるのでその方法を教わります。
製品は非常に繊細な物です。そして何より高価!(笑)
テキトーに扱うことは絶対にできません。
ですので洗い方一つとってもしっかり教えていきます!
製品の補修は針と糸で手縫いをすることもあれば、ミシンを使うこともあります。
私はミシンがすごく苦手だったので何度も練習をしました(笑)
ミシンなんて使えないよ~、という方もいると思いますが慣れれば誰でもできるようになるので安心して下さい!
3段階では技術的なことにプラスして育毛知識も学んでいきます。
ここをクリアすれば育毛メニューでご来店されたお客様に入客できるようになります。
最初の難関
5段階までくるとスヴェンソンのメイン技術、編み込みに入ってきます。
ここが最初の難関と言っても過言ではありません。(笑)
この5段階をクリアしないことには編み込みのお客様に入客することはできません。
ですので教える側の私たちも一からしっかり教えていきます。
練習時間は営業時間内に可能な限り確保してくれますし、私たちもきちんと練習に付き合いますのでほったらかしにされる心配はありませんよ!
難関とは言いましたがコツさえ覚えてしまえば誰でも覚えられる技術です。
5段階までは各店舗で技術チーフがチェックを行います。
ここまで合格すれば編み込みのお客様に入客可能になります。
最初は時間もかかったり、上手くいかないことも多くありますがまわりの先輩スタッフがしっかりフォローするのでそこまで不安に思わなくても大丈夫です!
段階チェック後半
6~10段階になると、より難易度も上がって実戦的なものになっていきます。
製品のカット方法やブローのやり方も学んでいきます。
製品のカットは基本的にレザーを使って行っていましたが、最近では技術方法も見直され、シザーでのカットがメインになっていきます。
スヴェンソンの技術も定期的にこうして見直しながらその時々に合わせてマニュアルも更新されていきます。
製品のカットは人頭のカットと少し感覚が違うので慣れるまでは少し戸惑うと思いますがマニュアルに沿って練習していけばすぐに身につきますよ!
8段階で編み込みのチェックがもう一度あります。
ここでは5段階の時よりもタイムやクオリティの部分で更に高い技術を求められます。
8段階のチェックが近いスタッフの練習風景です。
頑張って受かって欲しい!!
その他に、製品の型取りや新規のお客様対応をロールプレイング形式で行うチェックもあり、ここが最後の難関になります。
お客様の製品は基本的に一つ一つオーダーメイドになります。
頭の形や大きさはお客様一人一人全く違いますし、毛量や白髪の有無など細かい部分までしっかり聞き取ることが必要なので知識はもちろん、お客様がお悩みを話しやすい空気をいかに作るかも試験ではチェックされます。
型取りも製品の種類によって変える部分があるのでなかなか覚えるのが大変です(笑)
製品についての記事も別で書いていますのでそちらも良かったら参考にしてみてください↓
https://www.kokokamo.jp/blog/work/5480/
最後に
段階チェックは1年以内に全て合格できるようにスケジュールを組みます。
段階チェックの後半戦になると覚えることがかなり増えてくるので前半でどれだけ早く合格をもらって後半に時間を費やせるかが重要になってくると思います。
文章で書いてあると、こんな量の技術と知識を1年で!?
と思う方もいらっしゃると思います。(笑)
正直大変な部分はありますが決して無理なことではないですよ!
むしろ1年で美容師で言う下積みの期間が終われると思えれば良くないですか??
早く技術を覚えて一人前の技術者になりたいと考えている方、アシスタント経験しかない方も大歓迎ですよ!
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